アル中夫との生活も全て笑いとして…でも大変な結婚生活

原作西原理恵子の『ぼくんち』の実写映画

アル中夫との生活も…

今でこそ、子どもも立派に成長してサイバラさん自身もやっと幸せになったことを感じるほどの生活ですが、鴨志田さんと結婚して一男一女を授かりますが、とても大変な結婚生活でした。サイバラさんの方は、どんどん人気が上がっていき収入が増えて知名度もかなり知られていきます。ところが夫の鴨志田さんはカメラマンとしての挫折です。妻は成功しているのに自分はダメだ・・。何をしていこうか。と考えている時に妻のサイバラさんから「何か書いてみれば。」という言葉で、自分のアジアでの放浪体験記を書きサイバラさんが漫画を添えるという連載も始まりましたが、サイバラさんの作品に「鴨ちゃん」として登場して「鴨ちゃん」の名前も知られていくにつれて、やっかみの声が聞こえてきたのです。

離婚へ

鴨志田さんが文章を書いて、サイバラさんが漫画を添え共著も売れました。どうでもいい。と思えばいいけど、なんだか気になりすっきりしない。そしてある日鴨志田さんは自分の名前を見つけますが、そこにあった自分の紹介文には「漫画家・西原理恵子の夫」と書かれていたことです。元々知りあった時すでにサイバラさんは漫画家として成功していましたが、結婚当初よりももっと仕事の幅が増えてサイバラ作品は高い評価を得ていきます。それなのに、自分は…と再びアルコールへ依存することになっていきます。


DV

再びアルコール依存症になった鴨志田さんのことは、鴨志田さんの自伝的小説「酔いがさめたら、うちに帰ろう」にも書かれていますが、暴言やら器物破損とサイバラさんの『毎日かあさん』では、「アブナイお父さん」として描かれています。鴨志田さんとの離婚に踏み切った理由としてDVということを公言していますが、アルコールを飲み凶悪なところを吐き出すのは、妻であるサイバラさんの前でだけです。ある意味非常にずるいといえるでしょう。

サイバラさんはどんな時にマンガを描いていたのかというと、夫の鴨志田さんが寝ている間です。ベビーシッターさんやお手伝いさんに任せながら、寝ている間にマンガを描いていましたが、書き上げた原稿も夫が破っていくことがごく普通に起きていたというから驚きです。それでも、サイバラさんは描き続けました。「プロなんだから。プロなんだから。」と自分で自分を言い聞かせるように、「プロなんだから。」という言葉を繰り返して繰り返して、アルコール依存症の鴨志田さんの醜態をネタにしてマンガを描き続けました。

アル中がいると、何をどうしていいのか分からなくなったそうです。アルコール依存症は家族の愛情で治せるものではない。ということに気づくに6年かかったと話していますが、まだ小さな子どもがいてマンガを描くことだけでも大変なのに、そこに原稿を破り暴力を振るうアルコール依存症の夫。

そして遂に2003年に鴨志田さんとサイバラさんは離婚します。長男が2歳で、長女が4ヶ月の時のことです。母親として子どもを守らなくてはいけない。という決断での離婚です。3年後にサイバラさんのサポートを得てアルコール依存症から回復の道を歩き出し2006年に「酔いがさめたら、うちに帰ろう」を発表しました。その本の中で、自らが癌だということを明かしていますが、最初に「帰りたい。」と鴨志田さんがサイバラさんに言われた時に、あの大変だった10年間の生活を思い出すと呼吸が苦しくなるだったとか。

その時に「彼のためではなく、あなた自身のために彼を受け入れてあげるべきだ。じゃないと絶対に後悔する」という言葉でサイバラさんを説得したのは、サイバラさんの大ファンの「YES高須」のコマーシャルでお馴染みの、高須クリニックの高須院長です。

サイバラさんは、鴨志田さんの「帰りたい。」という言葉を受け入れて、事実婚の形で復縁します。そして鴨志田さんの闘病生活を支えることになりました。2007年3月20日に、鴨志田さんは腎臓癌で42歳で亡くなりますが、鴨志田さんの葬儀の喪主はサイバラさんが務めました。

貴方の本を買い取ります!
オリジナルTシャツの事なら「ARROWSBLAND」にお任せ下さい。オリジナル刺繍を入れたTシャツを低価格・高品質で作成致します!ロット数も少数・大口対応しますのでどうぞお気軽にご相談ください。